メールマガジンは雨後のたけのこのように沢山届きますが、
楽しみにしているメールマガジンに株式会社ブロックスさんから来る
メールマガジンがあります。
6月1日に届いた内容の一部を紹介すると…
---以下一部引用---
◆「当たり前」の怖さ
新大阪のタクシー乗り場は「長距離」と3キロ圏内の「短距離」の
ふたつの乗り場に分かれています。
こんな風にわかれているタクシー乗り場は なかなかないと
思うのですが、いつもこの区分けに疑問を持ってしまいます。
土地勘のある人にとっては
3キロという距離も想像が付くのかもしれませんが、
初めての人などはまったくわからないでしょう。
「短距離」の乗り場で乗って、
3キロを超えると運転手さんも嬉しいでしょうが、
逆だと気を使ってしまいます。
まさに、こんなことが「売り手都合のサービス」。
「どこでもいいですよ!」と、お客様が気を使わないで乗れるような
仕組みにならないと、逆に不満が高まると思うのですが、
これはタクシー業界のことだけではないかもしれません。
お客様の為、顧客満足と言いながらも、意外と見逃しがちなのが、
その業界の人にとっては「あたりまえ」になっているようなこと。
つまり、「以前からそうだから、そのままやっている」のが、
会社の常識、あるいは業界の常識となって、
あえて疑問を挟む人がいないまま続けられること。
これは意外と多いかもしれません。
「そのやり方は本当にお客様の為か?」
おかしいと気がついた時に、その人が、
どこまで本気で変えようとすることができるか。
いつまでも変わらないのは、
誰かが「諦めてしまうから」なのかもしれませんね。